名古屋防犯カメラセンターで防犯カメラの設置工事

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2020年3月9日更新

サーマルカメラで
インフルエンザの拡散を予防する

サーマルカメラという名前は、さまざまな場所で聞かれるようになりました。
特に2003年SARS発生以来、人間が発熱していることを広範囲・非接触・リアルタイムに検知できる手法として、多くの空港・港湾でサーマルカメラの活用が実施されています。
最近では、毎年のように猛威を振るうインフルエンザの拡散防止・企業の安全責任対策として、サーマルカメラは民間企業からも注目されるようになってきています。

このページでは、サーマルカメラについてご案内するとともに、なぜサーマルカメラがインフルエンザの拡散防止へ有効に働くのかについてご紹介します。

サーマルカメラとは

まずはじめに、サーマルカメラについてご紹介します。
サーマルカメラの仕組み、また、サーマルカメラがどのような場所で取り入れられているのかをご案内させていただくので、ぜひサーマルカメラに関するイメージを膨らませてください。

そもそもサーマルカメラとは?

監視カメラのひとつであるサーマルカメラ(thermal:熱の camera)は、名前の通り熱を検知することのできるカメラです。
温度が高いところは赤く、温度が低いところは青く表すことができるため、サーマルカメラが撮影した映像を見ると、一目で空間の温度分布を把握することができるという特徴があります。
表示方法には下記の通りいくつかの種類があります。

サーマルカメラの映像表示方法

  • 自然画像とサーマル画像を合体させる表示方法
  • 自然画像から輪郭だけを切り取り、輪郭画像とサーマル画像を合体させる表示方法
  • サーマル画像だけを表示する方法

サーマルカメラが熱を検知してサーマル画像を映し出す仕組み

サーマルカメラは、非接触で熱を検知することができます。
サーマルカメラがものに触れずに熱を検知できるのは、物質から出ている「遠赤外線」を検出するセンサーが搭載されているからです。
「遠赤外線」とは、熱を発しているすべての物質から発せられている波長で、温度が高いほど強いエネルギーを持っています。
サーマルカメラはセンサーで「遠赤外線」の強弱を検知し、検知したエネルギーに色を付けることでサーマル画像を映し出しています。

『サーマルカメラとは、遠赤外線を検出しているカメラ』、と記憶してください。

サーマルカメラの特徴

  • リアルタイム・広範囲・非接触に温度検知できる。
  • 暗闇でも撮影ができる。
  • 長距離の撮影ができる。
  • くもっていても撮影ができる。
サーマルカメラには上記のような特徴があります。それぞれについてご紹介します。

サーマルカメラの特徴:
リアルタイム・広範囲・非接触に温度検知できる

サーマルカメラは物質から出ている遠赤外線を検出してエネルギーの強弱に色を付けて表示するため、リアルタイムに、カメラが撮影している広い範囲を、直接触れることのない非接触の状態で温度を検知することが可能になります。
サーマルカメラのこうした特徴は、急激な温度変化を瞬時に把握することや、高速で動く物質の温度変化を検知する際、非常に優位に作用します。

サーマルカメラの特徴:
暗闇でも撮影ができる

サーマルカメラは、物質自体が発射している遠赤外線を検知します。
そのため、物質にあたり跳ね返った光を捉えて撮影する通常のカメラとは違い、サーマルカメラは光源の有無(逆光も含め)に左右されず、安定して撮影することが可能です。

サーマルカメラの特徴:
長距離撮影ができる

仕組み上、サーマルカメラは長距離の撮影が可能です。
製品により撮影可能距離に幅がありますが、200mから200km先まで検出することができます。

サーマルカメラの特徴:
くもっていても撮影ができる

サーマルカメラが遠赤外線を検出して撮影していることは何度もご紹介しました。
遠赤外線は物体をすり抜ける性質が強いため、霧や煙がある環境など、目視では視界が遮られるような環境であっても、サーマルカメラなら撮影することができます。

余談:「サーマルカメラ」と混同されやすい「赤外線カメラ」について

防犯カメラ専門店の弊社では、赤外線カメラと呼ばれるカメラもご提供しています。
赤外線カメラの特徴は暗闇でも撮影ができることです。
赤外線という名称がつくため、赤外線カメラとサーマルカメラは混同されやすいのですが、両社は全く別物です。
先ほどもご紹介した通り、サーマルカメラは「遠赤外線」を検出するカメラですが、一方で赤外線カメラは「近赤外線」を絡めて状態を検知します。
赤外線カメラとは略称で、正式には、赤外線LED搭載カメラです。
赤外線LED搭載カメラには近赤外線を発射するLEDが搭載されており、LEDから発射された近赤外線が周囲の物質にあたった反射をカメラがとらえることで映像が映し出されます。
サーマルカメラは、物質が発する遠赤外線を直接検出して映像を映し出すカメラ。赤外線カメラは、カメラに搭載されたLEDから発射された近赤外線の反射をとらえることで映像を映し出すカメラ。
サーマルカメラと赤外線カメラは、似ているようで仕組みや用途が全く異なるカメラです。

サーマルカメラが活用されている環境

2009年メキシコで発生し猛威を振るったH1N1インフルエンザ以来、サーマルカメラは、空港・港湾だけではなく民間企業からも注目を集めています。

サーマルカメラが活用されている環境:
国境警備、海上の監視

『サーマルカメラの特徴』でご紹介した通り、サーマルカメラは、真っ暗闇でも、また、霧や雲で視界が悪くても、リアルタイムに長距離撮影をすることができるカメラです。
この特徴は、悪天候でも、夜中でも、確実に不審者をとらえる必要がある国境・海上での監視との親和性が非常に高いといえるでしょう。国境・海上は比較的障害物が少ない点も、サーマルカメラが性能を発揮する環境として適しています。

サーマルカメラが活用されている環境:
構造物診断時、電力設備点検時

コンクリートの不健全部(損傷部)と健全部は、外部から熱エネ ルギーを受けた際、コンクリート表面に温度差が生じます。
この性質より、温度変化を広範囲でリアルタイムに捉えることができるサーマルカメラは、構造物診断に利用されています。
また、異常発熱の検知という側面では、電力設備の点検にも活用されています。

サーマルカメラが活用されている環境:
ウィルス感染者の監視

現在のサーマルカメラは非常に精度よく温度検知することができるため、大勢の人間を撮影した際、39度以上など、高熱の人間は明らかに異なる色で表示することができます。
発熱という症状は、インフルエンザをはじめ新型コロナウィルスなど感染性のあるウィルスに感染している可能性もあるため、状況によっては施設管理者が適切な対処をすることが必要ともなります。
ウィルス感染の可能性がある人物に注意を払う必要がある環境として、代表例としては空港や病院などが挙げられますが、近年は、各種商業施設や文化施設へも注意喚起がなされており、
業種を問わずさまざまな大規模施設でサーマルカメラが取り入れられています。

インフルエンザの特徴

季節性インフルエンザ・新型インフルエンザ問わず、インフルエンザについては多くの方が知識を増やしていらっしゃるため❝いわずもがな”ではありますが、簡単にまとめさせていただきます。

インフルエンザの特徴:
インフルエンザウィルスに感染することで起こる感染症

よく知られていることではありますが、インフルエンザはインフルエンザウィルスに感染することで起こる感染症です。
インフルエンザウィルスに感染した人物が咳やくしゃみなどをした際に放出したウィルスを、健康な人物が吸い込むことによって感染していきます。
また、飛び散ったインフルエンザウィルスが付着した部分に手を触れ、その手で鼻や口・目を触ることで感染することもあります。
つまり、インフルエンザに感染した人物と同じ空間にいることは、さまざまな経路からインフルエンザウィルスを体内に取り入れる可能性があるということを意味しています。

インフルエンザの特徴:
急激に発病し、高熱がでる

インフルエンザの特徴は、通常の風邪と比較されることがよくあります。
通常の風邪はさまざまなウィルスが原因になりますが、インフルエンザの場合はインフルエンザウィルスが原因で発症します。
インフルエンザウィルスの特徴のひとつは、感染したウィルスが急激に増殖することです。
インフルエンザに発症した際の症状については、いくつかの特徴がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
呼吸器系との合併症、猛烈なのどの痛み、関節炎、脳炎・脳症の合併症、etc...。
その中でも最も特徴的な症状は、おそらく、高熱でしょう。
体内で急激に増殖するインフルエンザウィルスによって、発症後短期間のうちに、38℃を超える高熱に襲われます。

補足:
インフルエンザウィルスについて

インフルエンザの特徴と同様、インフルエンザウィルスについても、すでに多くの方がたくさんの知識をお持ちだとは思いますが、ざっとおさらいします。

  • インフルエンザウィルス『A型』
    強烈な症状が出やすい上に、形をどんどん変えて進化し続けるため免疫が機能しにくく、ワクチンの予測も立てにくいインフルエンザウィルス。全世界的に流行するインフルエンザとして話題になることの多い型です。
  • インフルエンザウィルス『B型』
    A型ほどではないものの、近年は毎年流行している型。腹痛を伴う場合が多いことや、人と人との間でしか感染しないことなどが特徴です。
  • インフルエンザウィルス『C型』
    いったん免疫を獲得すると、生涯その免疫が持続することなどから、多くの大人はインフルエンザウィルスC型に感染しても❝ただの風邪”だと認識するといわれています。
    4歳以下の幼児が感染することの多いインフルエンザウィルスです。

インフルエンザウィルスの特徴:
まとめ

インフルエンザウィルスの特徴をまとめると下記のとおりです。

  • インフルエンザウィルスに感染することによって発症する感染症であり、インフルエンザウィルスに感染した人が咳やくしゃみなどで放出したウィルスを、健康な人が吸い込むことによって感染が拡大する。
    ※インフルエンザウィルスは生きた細胞の中でしか増殖できないため、空気中などでは増殖できない。
  • 感染後は急激に発病し、38℃を超える高熱が出る。
つまり、人ごみの中で感染リスクが高まり、急激に高熱を発病するという特徴を持つインフルエンザの拡散を抑えるには、多くの人が集まる施設を運営する責任者が、高熱を発している人物を特定することが有効であるといえます。

サーマルカメラで
インフルエンザの拡散予防
まとめ

以上、サーマルカメラの特徴とインフルエンザの特徴をまとめながら、インフルエンザの拡散を防止するためにサーマルカメラが有効であることをご紹介しました。
最近のサーマルカメラは非常に性能が高く、人の体温で実験しても、接触して測る場合と大きな差異なく正確な体温を検出することが可能です。
ご興味を持たれた方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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