捕まらない?最新の捕まえる・捕まる防犯カメラ
防犯カメラをつけていても、結局犯人は捕まらないのではないかと思われていませんか。
捕まる犯人もいれば、捕まらない犯人もいます。
捕まらない犯人を減らすために、捕まらない余地をなくすよう、様々な試行錯誤が繰り返されています。
ここで、私たちはどんな罪を犯した犯人が捕まらないと考えているのでしょうか。
そして、防犯カメラを取り付けて、どんな犯罪の犯人が捕まっているのでしょうか。
捕まらないとはどんな意味であり、捕まらないケースとはどんなものなのでしょうか。
捕まらないには私たちを取り巻く、空き巣、車上狙いや車荒らしなどの身近な犯罪にもあります。
そして、捕まらない犯罪がある中での防犯カメラの役割とは何でしょう。
捕まらない犯罪もある中で、最新の捕まえる防犯カメラシステムをご紹介します。
犯人は捕まらない?本当は捕まるの?その時、防犯カメラは?
プロから見た捕まらない犯罪
犯罪全体で見たときの検挙率は、年々、減少してきています。
検挙率の減少に驚かれたり、ダメだなぁと思われるかもしれませんが、これは犯罪の種類が多様化したことが原因です。
犯罪認知件数の最も多いのが窃盗。この窃盗、捕まらないケースが多く、検挙率はたったの30%前後となっています。
単純に言えば窃盗の7割は捕まらない犯罪ということになりますね。
犯人に窃盗は捕まらないと思われているので、自然にその件数が増えるのかもしれません。
捕まらない犯罪についての補足:
被害者なき犯罪について
検挙率とはあくまでも警察が検挙した犯罪についてでしかありません。
世の中には検挙どころか通報もされない、見つからない、捕まらない犯罪も溢れています。
検挙どころか、本当に捕まらない、捕まえられない犯罪となってしまいます。
検挙しにくい犯罪、捕まらない犯罪とは「被害者無き犯罪」と言われるものです。
被害者無き犯罪とは、お互いに合意して犯す犯罪のこと。
売春、賭博、麻薬取引などは、双方お互いに通報することなく成立する犯罪です。
こういった犯罪は警察が捜査しない限りは、被害届を提出されることがありません。
被害届がないかぎりは、警察においての捜査ははじまりません。
捕まらないを想定する犯人
捕まらない犯罪・被害者泣き犯罪とは別にこ、多くの犯罪者は、捕まらないを想定し罪を犯します。
捕まらないを想定するとは、おそらく、「現行犯でなければ捕まえられない」ということを信じているということではないでしょうか。
盗撮や窃盗、万引き、置き引き、車上荒らしなど、目撃者がいない、一瞬のことで気づかれない、防犯カメラがない、防犯カメラの死角になっている、という限りにおいては、現行犯逮捕でないと捕まらないと思っているのではないかと推察されます。
犯罪者は、ほんの一瞬の隙をみての犯行であり、この一瞬さえ見られてなければ捕まらないと思っているのです。
中には捕まらなければ犯罪ではないと認識している犯罪者もいるかもしれません。
捕まらないと思ったら大間違い!捕まらないなんてない!本当は捕まる犯罪
一瞬の隙を見て行われる窃盗や、車上荒らし、盗撮、置き引き、万引きなどの犯罪は、被害者や周囲の目撃者が通報することで事件が発覚します。
犯人の中には「現行犯逮捕でない限りは捕まらない」と考えている場合も多く、繰り返し犯行を重ねることも。
しかし、それは本当に捕まらないのでしょうか。
たしかに窃盗だけで見ても検挙率は30%であり、あとの70%は捕まってはいませんが、現行犯でない限り捕まらないのかというとそうではありません。
窃盗だけでなく、車上荒らしや盗撮、万引きなど犯人が現行犯でなければ捕まらないと思われているだろう犯罪においても、現行犯でなくとも逮捕されるケースは珍しくないのです。
現行犯でなければ捕まらないといった間違った知識で何度も同じ犯行を繰り返す犯人は、ある日、突然、警察に逮捕されます。
どんなに上手に、用心深く、捕まらないと思って犯罪を犯しても、捕まる日が今日とも明日とも限らないのです。
『現行犯でなければ捕まらない』という幻想
そもそも現行犯でなければ捕まえらない、逮捕できないと定められた犯罪はこの世には存在しません。
たしかに、盗撮や万引き、車上荒らしなどの犯行は、その瞬間に取り押えなければ、捕まらない、あとからではどうとでも言い逃れができると思うかもしれません。
しかし、逃走した万引き犯が後日になって逮捕されたというケースは実際によくあります。
現行犯逮捕でなければ捕まらないというのではなく、現行犯のほうが疑いようもない証拠になるというだけ。
捕まらないと思われている犯罪を少なくするために、防犯カメラはなくてはならないセキュリティシステムとなっています。
空き巣や車上荒らしの被害者となり犯人が捕まらなければ、悔しい思いをしなければなりません。
『捕まらない』をゼロにはできないかもしれませんが、防犯カメラは証拠映像を残すだけではなく、犯罪自体を未然に防ぐ可能性もつくります。