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防犯カメラのうろつき検知機能
画像解析でリアルタイムの不審者情報を検知・伝達

防犯カメラのうろつき検知

近年の防犯カメラは多方面に技術開発が進められ、画像解析分野でも目覚ましい発達が見られます。このページでは、防犯カメラの画像解析について、特にうろつき検知という機能をご紹介します。

防犯カメラうろつき検知とは、ざっくりといえば、『一定範囲で一定時間以上うろついている人物をリアルタイムに特定し、防犯カメラの録画を開始、かつ、管理者へ通報する』という機能です。
最近は、
■ 駐車場での車上荒らし対策
■ 不正に敷地内へ侵入するためにうろつく不審者の特定
■ 介護施設における利用者様の保護、など、うろつき検知は特定のシーンで非常に役立てられています。

うろつき検知の概要、うろつき検知の利点、うろつき検知が活用されている場面の具体例という順番でご案内していきます。
防犯カメラで監視することに加え、リアルタイムの画像解析技術を活用した『不審者の特定』や『施設管理の効率化』に興味をお持ちの方は特に興味を持っていただけるのではないかと思います。

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防犯カメラのうろつき検知機能とは

うろつき検知機能のイメージ図

防犯カメラで活用できるうろつき検知機能とは、「うろつき検知」という名称の通り、防犯カメラで撮影している範囲何においてうろついている人物(モノ)を特定できるシステムです。
防犯カメラで撮影している範囲内に指定エリアを設定し、そのエリア内で一定時間以上うろついている人物(モノ)をリアルタイムに特定し、かつ、管理者へ検知した情報を通知することができます。

「うろつき検知」へのニーズはさまざまな場面で見られます。

例えば、駐車場。車上荒らし犯は駐車場内を物色し狙いを定めることが多いため、不必要に長時間うろついている人物は、車上荒らし犯を疑わせる要注意人物です。防犯カメラで撮影するだけでは記録は取れても予防することはできませんが、うろつき検知を活用することでリアルタイムに管理者が不審者情報を知ることができたら、犯行に及ぶ前に対策をとることも可能になります。

また、介護施設でもうろつき検知は活用されます。自室から出て共用部をうろつく利用者様について施設管理者へ知らせることは、スタッフの目が行き届かない場面での事故を防ぐことにつながります。

その他、オートロックシステムのマンションで扉前をうろつく人物(もしかしたら住民が入る時に便乗して入ろうとしているかもしれません)を発見したり、重要なモノがあるエリアでは必要以上に滞在する(うろつく)人物をいち早く見つけ出すことで盗難や破壊行為を防ぐことができるようになります。

防犯カメラのうろつき検知とは:
任意の範囲で一定時間うろつく人・モノを検知

うろつき検知は、防犯カメラで撮影している範囲内において任意のエリアを設定し、そこで一定時間(任意の時間)以上うろついている人物を検知できます。
撮影範囲内に利用する方が任意で好きな範囲を設定できる点、さらに、何秒以上動いているかについても任意で時間設定ができる点が大きな特徴です。

広すぎる範囲を設定してしまうと過剰にうろつき検知がアラートを出してしまいますし、逆に、狭すぎる範囲に設定してしまっては防犯ン対策にならない可能性があります。ちょうどいい範囲というのは、ケースバイケース・設置環境ごとに違うため、任意で指定範囲を設定できることでうろつき検知機能は実際に役立つシステムとなっています。

ケースバイケースの重要性は時間についても同じことが言えます。短すぎてはだれに対してもうろつき検知が感知してしまいますし、長すぎては不審者を逃してしまいます。状況によって不振となるうろつき時間は異なるため、現場ごとに設定する必要があります。

防犯カメラのうろつき検知とは:
異変を察知することで録画を開始する

防犯カメラには、録画装置がついているものとついていないものとがあります。お客様のニーズに合わせて、録画システムを併用する場合としない場合とがあるからです。
そしてこれまでは、『常時録画は必要ないのだけど異変が起きた時は記録しておいてほしい』という要望に応える防犯カメラシステムとしては、以前から、モーション検知が注目されてきました。

モーション検知は、通常は録画しておらず、防犯カメラの撮影範囲内で人やモノの動き(モーション)をセンサーが感知した場合にのみ録画を開始するというシステムです。
常時録画ではなくモーション検知を活用することで、大量のストレージを確保するコストを省いたり、異変のある場面だけを効率的に記録映像からピックアップすることができる、というメリットが挙げられます。

しかしモーション検知では、犬や猫が横切った時や、落ち葉が飛んできたときなどにもセンサーが反応して録画が開始されてしまうことがあるため、結局は必要以上の録画データを蓄積しなくてはならなくなりいまいち活用しきれない、という課題を抱えている場合が少なくありません。

うろつき検知は、任意の範囲で、しかも、任意の時間以上動いている人やモノに対し反応するため、モーション検知で取り上げられる課題をクリアすることができます。
うろつき検知だからこそ、録画データの保管容量というストレージの削減や、管理者の方が本当に必要な場面だけを効率的に録画データから取り出すことができるというわけです。

防犯カメラのうろつき検知とは:
リアルタイムで異変の通知を受けることができる

一般的に、防犯カメラ映像は、事件や事故が起きたことを人間が知った後で、その真相を知るために録画データの確認・画像解析が行われます。つまり、事件や事故が起きている最中には防犯カメラの管理者は(偶然その時間に防犯カメラ映像を閲覧している場合でなければ)事件や事故の発生について知る由がありません。

しかしうろつき検知を活用すれば、リアルタイムで異変を知ることができます。うろつき検知は防犯カメラ映像をリアルタイムで画像解析しているため、リアルタイムで異変を察知し、しかも、その情報を管理者へ即時に通知してくれるからです。

異変の通知手段について、トリニティーではお客様のご要望をいただき改良を加えているため、メールやラインなど複数の手段からご希望の方法を選んでいただけます。

防犯カメラのうろつき検知について

多くの方にとって防犯カメラといえば、取り付けた後は撮影するだけ、または、撮影して録画し続けるだけ、というイメージが強いのではないでしょうか。
確かに今でも防犯カメラの主な使い方はその通りです。
監視したい場所へ防犯カメラを取付け、常に撮影し、場合によっては録画することで、犯罪への抑止効果を期待したり、万が一事件や事故が起こった場合には録画映像をもとに犯人や事故原因を突き止める、という使い方です。

しかしうろつき検知を使えば、リアルタイムに不審者情報や異変を特定、そして、リアルタイムに管理者へ情報を伝達することが可能です。

防犯カメラのうろつき検知機能は、まだまだそのシステム自体をご存じないお客様が多いという現状があります。
しかし、リアルタイムに異変を察知して管理者へ通知できるという革新技術は、今後、多くの方に求められ、普及していくと考えられます。

うろつき検知の利点

うろつき検知の利点としては、次の2点があげられます。

  • リアルタイムの異変通知
  • 異変が起きた時だけ録画するためストレージ容量を節約できること

それぞれについてもう少し詳しくご紹介します。

うろつき検知の利点:
リアルタイムに異変の通知を受け取ることができる

一般的な防犯カメラの活用法としては、常時撮影・目的に応じて録画することで、犯罪への抑止力を狙ったり、事件や事故が起こってしまった後に録画映像の確認・画像解析をすることで真相を解明する、という方法が挙げられます。

もちろんこれだけでも十分大きな効果を発揮しているといえますが、うろつき検知を活用すれば、犯罪が起こるかもしれないまさにその時に、犯行を未然に防ぐための対策をとる機会を得ることができます。

防犯カメラが撮影しながらリアルタイムに画像解析をすることで、あらかじめ組み込んだ情報と照らし合わせて異変を察知し、しかもその情報を管理者へ通知してくれるというのは、従来の防犯カメラシステムの枠から大きく一歩抜きんでた技術です。

うろつき検知の利点:
ストレージの節約ができる

ストレージの節約では、以前から、モーション検知機能が注目されてきました。
モーション検知機能は先ほども少しご紹介した通り、人やモノの動きをセンサーが感知したときのみ録画が実行されるというシステムです。
ただ、モーション検知は、犬や猫の横切りや落ち葉など、些細なことにもセンサーが反応してしまうことで、結局必要のない膨大な映像が記録されてしまう、という課題が問題視されています。
そのため、モーション検知が活用される場面は、ほとんど人が立ち入らない倉庫や人通りがほぼない道路など、かなり限られたものとなっているのが実際のところです。

うろつき検知は、こうしたモーション検知の課題を解決することができます。
瞬時の横切りや風で飛ばされてきた物体に反応しない用設定できることはもちろんこと、小動物に反応しないようサイズの設定も可能です。
指定した範囲で一定以上の時間うろついている人物やモノのみを正確に検知して、その場合にのみ録画を介するため、的確にストレージ容量の節約ができます。

うろつき検知の利点:まとめ

防犯カメラにうろつき検知を活用する利点として、リアルタイムの異変通知が受け取れること、そして、録画映像を保存するためのストレージ容量を適正に節約できることをご紹介しました。
ストレージ容量の節約には、後々になって映像を探すときに手間を省くことができるというメリットもあります。

防犯カメラのうろつき検知が
活用される場面

防犯カメラのうろつき検知は、特定の場面で非常に役に立ちます。ここで、うろつき検知が活用される具体例をご紹介します。

うろつき検知の活用場面:
駐車場

駐車場で起こる車上荒らしは大きな問題です。最近では手口が巧妙かつ大胆になり、被害額の増加と犯人の特定困難がますます深刻化しているといわれています。
防犯カメラを取付けることで犯行への抑止力にはなりますが、不審人物をピンポイントでリアルタイムに発見することは、常時映像監視をしているとしても、難しいものです。
ここで、うろつき検知を組み合わせることが効果を発揮します。

駐車場では車や人が常に動いていますが、うろつき検知を活用すれば、その中から、一定範囲を不必要にうろうろしている人物を的確に検知することができるからです。
防犯カメラが常時撮影しながら画像解析も行うことで、人間の目では見逃してしまうような不審な行為についても検知することが可能になります。

うろつき検知の活用場面:
介護施設

介護施設では、利用者様が施設の外に出ないよう対策を取るとともに、利用者様が施設内でけがをしないようスタッフの皆さんが目を配らせています。
ただ、人手不足や利用者様の平素とは違う行動が重なることで、目が行き届かなくなる瞬間があることは仕方がないことではないでしょうか。
不慮の事態を避けることや、スタッフの方々の日常業務の手助けに、うろつき検知は活用されます。

例えば、廊下や階段などの共用部にうろつき検知ができる防犯カメラを取付けておくことで、こっそり自室を抜け出してうろうろしてしまっている利用者様を早期に発見できるようになります。
また、施設内で迷子になってしまった利用者様についても、ご本人が困ってうろうろしている行動に対してうろつき検知が反応し、早期に見つけ出せます。

介護施設においては、うろつき検知は、防犯面よりは利用者様の安全保護といった目的で活用されることが多いといえます。

うろつき検知の活用場面:
一般住宅

泥棒は、何度も下見をするといわれています。また、一般住宅の下見をする泥棒は、侵入口の選定や住人の行動を観察するために住宅の周りをうろうろとうろつく傾向もあります。
住宅への泥棒に対しては、防犯カメラを取付けるだけでかなりの抑止力が期待できるといわれています。ここにうろつき検知を組み合わせると、事前に不審者を認知できるなど、さらに効果的な防犯対策ができるようになります。

うろつき検知の活用場面:
その他

上記でご紹介したほか、うろつき検知を倉庫前に取り付けて不審者を早期に発見したり、オートロックマンションに取り付けて不正にマンション内に侵入している不審者を見つけたりといった場面で活用されています。

リアルタイムにアラートが管理者へ通知されるため、犯行や事故が起きる前に対策をとれるといううろつき検知の特徴がさまざまな場面で活用されています。

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防犯カメラの
うろつき検知機能
まとめ

防犯カメラは技術革新が進み、今では、撮影しているリアルタイムでの画像解析もできるようになっています。
このページでは、防犯カメラと画像解析を組み合わせることで可能となったシステムの1つであるうろつき検知についてご案内しました。
うろつき検知機能の付いた防犯カメラを活用すると、これまで以上に防犯カメラを身近で効果的に使えるようになります。
うろつき検知はまだまだ認知が拡がっているとはいえませんが、様々な場面における防犯対策や施設運営の効率化、業務効率の改善につなげていける技術であり、 今後の普及が非常に楽しみなシステムです。