防犯フィルム
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ホームセンターの防犯フィルム
種類や選び方の注意点を解説

  • 導入実績
    9,200件
  • 顧客満足度
    97.8%

防犯フィルムはホームセンターでも大丈夫?
選び方・貼り方・プロ施工との違いを解説!

窓に貼るだけで手軽に防犯対策ができる「防犯フィルム」は、価格も比較的お求めやすく、初めての方にも取り入れやすい製品です。
とはいえ、せっかく購入するのであれば、防犯効果の高い製品を選びたいものです。

この記事では、ホームセンターで購入できる防犯フィルムの種類や選び方のポイント、注意すべき点、そして専門業者に依頼する場合との違いなどを、わかりやすくご紹介していきます。

この記事でわかること

  • ホームセンターで購入できる防犯フィルムの特徴
  • 自分で貼るDIY方法と注意点
  • 専門業者との違いや選び方のコツ

防犯フィルムとは?窓に貼る目的と効果

空き巣の侵入口としての「窓」

空き巣の侵入経路として、最も多いのが「窓」です。
警察庁の統計によると、一戸建て住宅における侵入窃盗の約6割が「ガラス破り」による窓からの侵入です。

玄関や勝手口よりも目につきにくく、短時間で侵入できるため、空き巣にとっては格好のターゲットとなっています。

とくに狙われやすいのは、以下のような窓です。

空き巣に狙われやすい窓の特徴

  • 人通りの少ない裏手や死角にある窓
  • 雨戸や格子がなく、簡単に割れるガラス
  • 掃き出し窓や腰高窓など、地面からの距離が低い窓

このように、「見えにくく」「壊しやすく」「入りやすい」条件がそろった窓は、空き巣にとって格好の侵入ポイントとなります。
窓への防犯対策は、家全体のセキュリティを考えるうえで最も重要な要素のひとつです。

参考:警視庁 住まいる防犯110番 侵入盗の侵入口

防犯フィルムの基本的な仕組みと効果

防犯フィルムは、窓ガラスに貼ることで防犯対策ができる便利なアイテムです。ガラスが割れたときに破片が飛び散るのを防いだり、空き巣の侵入を遅らせたりする効果が期待できます。

防犯目的だけでなく、災害時のケガ防止や、紫外線(UV)対策としても役立つため、家庭やオフィスなど、さまざまな場所で活用されています。

窓ガラスを割れにくくする
特殊な構造により、バールやハンマーなどによる強い衝撃でもガラスが簡単には割れにくくなります。
空き巣の侵入を物理的に遅らせる効果があります。
ガラスが割れても破片が飛び散らない
万が一ガラスが割れた場合でも、フィルムが破片の飛び散りを防いでくれるため、怪我のリスクや二次被害の防止に役立ちます。
紫外線をカットして日焼け対策にも
UVカット機能を備えたタイプであれば、紫外線を大幅にカットできるため、家具やフローリングの日焼け防止にも効果的です。

防犯フィルムと飛散防止フィルムのちがいについて

特殊なフィルムを貼って窓を強化する防犯フィルム

防犯フィルムと飛散防止フィルムは、どちらも窓ガラスに貼って安全性を高めるための製品です。
ただし、それぞれの目的や性能には大きなちがいがあります。

どちらも「ガラスが割れたときに破片が飛び散らないようにする」という点では共通していますが、防犯の面では大きな差があります。

主な違いを表でチェック

種類 主な目的 特徴
防犯フィルム 空き巣などの侵入を防ぐ 厚みが200ミクロン以上あり、貫通しにくい構造。CPマーク付き製品もあり
飛散防止フィルム 地震や災害時のガラスの飛散を防ぐ 薄手(50〜100ミクロン程度)で、防犯効果はほとんどなし

飛散防止フィルムは、地震などの災害でガラスが割れたときに、破片によるケガを防ぐためのものです。日常の安全対策としてはとても役立ちますが、空き巣対策としては不十分です。

一方で、防犯フィルムは「侵入を防ぐこと」を目的として作られているため、厚みや接着力、耐久性がしっかりしています。中には、防犯性能が認められた「CPマーク付き」の製品もあります。

ホームセンターで防犯フィルムは買えるの?

防犯フィルムはホームセンターでも購入できる

防犯フィルムはホームセンターでも購入できます。

価格帯は製品によって幅があり、小さな窓に貼るタイプであれば1,000円台から、広い窓や厚みのある高性能タイプになると1万円を超える商品も販売されています。

店舗によって品ぞろえに違いはありますが、最近ではDIYコーナーや防犯グッズ売り場の一角に、防犯フィルムが常設されていることも多くなってきました。
はじめて購入される方でも、実物を見ながら選びやすい環境が整いつつあります。

ホームセンターで買える防犯フィルムの種類とは?

ホームセンターで取り扱っている防犯フィルムには、防犯性能を高める機能のほかに、便利な付属品がセットになっている商品もあります。

よく見られる例として、次のようなタイプがあります。

施工用のヘラ付き
初心者でも貼りやすいように、専用のヘラが同梱されている商品。
防犯フィルム施工済みであることを示す注意喚起シール付き
窓に貼ることで「この家は対策済み」とアピールできる視覚的な効果があります。

また、一部の製品にはUVカット機能や飛散防止機能が備わっているものもあり、用途や目的に応じて選ぶことが可能です。

ホームセンターで防犯フィルムを買うメリット・デメリット

防犯フィルムをホームセンターで購入する際には、いくつかのメリットとデメリットがあります。
それぞれを把握しておくことで、自分に合った購入方法を選びやすくなります。

ホームセンターで買うメリット

実物を見ながら選べる

ホームセンターでは、パッケージやフィルムの質感を確認しながら商品を選ぶことができます。
サイズ感や厚みが気になる方にとって、実物を手に取って確認できるのは大きな安心材料です。

すぐに購入して持ち帰れる

購入したその日に持ち帰ってすぐ施工に取りかかれるのもメリットのひとつです。急いで対策を取りたいときに便利です。

低価格帯の製品も見つけやすい

飛散防止タイプや簡易的な防犯フィルムなど、1,000円台から購入できる製品もあるため、「まずは試してみたい」という方にも手が出しやすい選択肢です。

ホームセンターで買うデメリット

店舗によって品ぞろえに差がある

同じホームセンターチェーンでも、店舗ごとに取り扱っている製品の種類や在庫状況が異なることがあります。
欲しいタイプが見つからない場合もあるため、事前の確認が必要です。

専門的なアドバイスが得られにくい

防犯フィルムは、見た目だけでは性能や違いがわかりにくい製品です。
しかし、店舗のスタッフが必ずしも詳しいとは限らず、製品選びに迷った際に十分な説明が受けられないケースもあります。

貼り方によって効果がでないことも

防犯フィルムは、正しい手順で丁寧に貼り付けることで本来の性能を発揮します。
間違った貼り方をすると、フィルムが剥がれてしまうなど、本来期待される防犯効果が得られない可能性があります。

ホームセンターで買ったフィルムを貼るのは難しい?

ホームセンターで購入できる防犯フィルムの多くは、DIY(自分で貼る)を前提とした製品です。
簡単に貼れるタイプもありますが、しっかりと効果を発揮させるには、正しい手順で丁寧に貼り付ける必要があります。

とくに、窓のサイズに合わせたカットや気泡の除去、ガラスの清掃など、細かな工程が求められるため、「うまく貼れるか不安」「せっかく貼るなら確実に効果を出したい」という方にとっては、ややハードルが高く感じられるかもしれません。

DIYでありがちな失敗例とは?

ホームセンターで防犯フィルムを購入し、DIYで施工する方も増えていますが、貼り方を間違えてしまうと十分な効果が得られない可能性もあります。
以下のような失敗が、実際によく見られます。

空気やホコリが入ってしまい、見た目が悪くなる
気泡やゴミが入り込むと、見た目を損なうだけでなく、時間が経つとフィルムが剥がれてしまう原因にもなります。
窓のサイズに合わず、すき間ができてしまう
フィルムが小さすぎると、ガラスの端から割られて侵入されてしまうリスクがあります。
貼り付け後の圧着不足で端が浮いてしまう
しっかり圧着できていないと、フィルムが浮いたり、剥がれたりしてしまう可能性があります。

防犯フィルムは、正しく貼ることでその効果を発揮します。
防犯対策をしっかり行いたい場合は、専門業者に施工を依頼するのもひとつの安心な方法といえるでしょう。

専門業者とどっちがいい?

防犯フィルムを検討する際に、
「ホームセンターで購入して自分で貼るのがいいのか、それとも専門業者に頼んだ方がいいのか…」と迷う方も多いのではないでしょうか。

どちらの方法にもそれぞれの良さがありますので、ご自身の目的や状況に合わせて選ぶことが大切です。

自分で貼る(DIY)の特徴

防犯フィルムを自分で貼るDIY

ホームセンターやネット通販で購入して、自分で貼る方法です。

  • 比較的リーズナブルに始められる
  • 好きなタイミングで施工できる
  • 製品の選択肢も多い(ただしCPマーク製品は対象外

こんな方におすすめ

「とりあえず試してみたい」「DIYが好き」「費用をできるだけ抑えたい」
ただし、貼り方によって効果に差が出ることもあるため、手順や道具をしっかり確認して貼ることが大切です。

専門業者に依頼する場合

CPマーク付き防犯フィルム

防犯フィルムの取り扱いと施工を専門とする業者に依頼する方法です。

  • CPマーク付きの高性能フィルムを使用できる
  • プロの施工で見た目も仕上がりもきれい
  • 貼りムラや失敗の心配がない
  • ガラスの種類に合った最適な提案が受けられる

こんな方におすすめ

「空き巣対策をしっかり行いたい」「失敗せず確実に効果を出したい」「CPマーク付き製品を使いたい」
費用はDIYより高くなりますが、その分、防犯性能・安心感・長期的な効果が得られやすいのがメリットです。

DIYとプロ施工の違いを比較【表あり】

項目 ホームセンター製品(DIY) プロ施工(トリニティー)
フィルムの性能 一般的な防犯性能(CPマークなし CPマーク付き・防犯性能試験合格品
施工品質 施工難易度高。ムラや浮きが出やすい 専門施工で見た目も美しく密着性◎
見た目・仕上がり 気泡・ズレ・端の浮きが目立つことも プロの手で均一・美しい仕上がりに

ホームセンター製でも「最低限の防犯」にはなるが…

実際、ホームセンターで販売されている防犯フィルムの中にも、ある程度の強度がある製品もあります。
貼り方がしっかりしていれば、「ガラスが簡単に割れて一瞬で侵入される」といった最悪の事態は防げることもあります。

ただし、以下のような「実際の犯行現場で想定されるリスク」に備えるには、プロ仕様の施工が安心です。

  • 貼り方のわずかなミスで、バールのこじ開けに耐えられなくなる
  • フィルムが浮いていると、そこから割れが一気に広がる
  • 貼り付け部分の「端処理」が甘いと、侵入時に剥がされやすい

そのため、「空き巣を確実に遠ざけたい」「10年先も効果を保ちたい」という方には、CPマーク付き+プロ施工をおすすめしています。

どちらか迷ったときは

「どちらがいいか決められない…」というときは、次のような視点で考えてみましょう。

  • どれくらいの防犯効果を求めているか?
  • 自分で貼ることに不安はないか?
  • 長く使いたいか、それともお試し感覚か?
  • 費用はどのくらいまでかけられるか?

こういったポイントを整理することで、ご自身にとって無理のない、納得できる選択がしやすくなります。

ホームセンターで防犯フィルムを購入する際の注意点

防犯フィルムは種類が多く、見た目では違いが分かりにくいこともあります。
以下のポイントに注意して選ぶことをおすすめします。

目的に合った性能があるか確認する

ホームセンターで販売されている防犯フィルムには、主に以下の2種類があります。

飛散防止タイプ
ガラスが割れた際に、破片が飛び散るのを防ぐタイプです。
※ただし、防犯性という面では衝撃への強さはそこまで期待できません。
防犯対策用タイプ
衝撃に強く、空き巣の侵入を防ぐことを目的に作られたタイプです。
「防犯用」と明記された製品を選ぶのがポイントです。

空き巣対策として使いたい場合は、「防犯」と表示されている製品を選ぶようにしましょう。

厚みや耐久性もチェックする

防犯フィルムは、厚みがあるほど破壊に時間がかかり、防犯効果が高くなる傾向があります。
購入前に、商品パッケージなどで次の点をチェックしてみてください。

厚さ(ミクロン表示)
200ミクロン(μm)以上が防犯目的には目安になります。
衝撃耐性の有無
「衝撃に強い」「侵入防止性能」などの表示があると安心です。

「とりあえず貼っておけば安心」ではなく、性能表示や厚みまでしっかり確認することが大切です。

カギ部分だけでは不十分?サイズ選びには注意を

カギ部分だけではなく窓全体に貼る

ホームセンターで販売されている防犯フィルムの中には、窓のカギ周辺だけを覆う小さいサイズのタイプも見かけます。
ただし、防犯フィルムは窓全体をカバーすることで、しっかりと効果を発揮する製品です。

空き巣は、ガラスの端やカギ以外の部分からも侵入を試みることがあるため、一部分だけの対策では十分とはいえません。

ご自宅の窓サイズに合ったフィルムを選んで、しっかり全面をカバーすることが、防犯対策としてとても大切です。

CPマーク付きの製品は基本的に販売されていない

防犯フィルムのCPマーク

ホームセンターで販売されている防犯フィルムの中には、CP認定の性能基準を満たしている製品もあります。
しかし、その中でも「CPマーク」が実際に付いている製品は、基本的に市販されていません。

CPマークを正式に表示するためには、専門の資格を持った施工業者による取り付けが義務づけられているためです。

「しっかりと防犯対策をしたい」「本格的に空き巣対策を行いたい」という方は、CPマーク付き防犯フィルムを扱う専門業者に依頼するのが安心です。
プロの施工によって、製品本来の防犯性能を最大限に引き出すことができます。

よくある質問(FAQ)

防犯フィルムはどのくらい持ちますか?

一般的には、10年から15年程度が防犯フィルムの耐用年数とされています。
ただし、貼る場所の環境(直射日光の当たり方や温度差など)によっては、劣化のスピードに差が出ることもあります。

貼った後に剥がせますか?

はい、防犯フィルムは剥がすことも可能です。

ただし、長年貼ったままの状態だと、接着力が強くなっていてきれいに剥がすのが難しい場合もあります。その際は、無理に剥がさず、専門業者にご相談いただくのがおすすめです。

外からの視線を遮るタイプはありますか?

はい、すりガラスタイプやミラータイプなど、視線を遮る機能を持った「プライバシー保護フィルム」もご用意しています。
室内のプライバシーを守ることができるので、「外からの視線が気になる」というお悩みにもぴったりです。

防犯フィルム・ガラスフィルム施工について

ホームセンターの防犯フィルム まとめ

このページでは、ホームセンターで購入できる防犯フィルムの特徴や選び方、注意点について詳しく解説しました。

防犯フィルムは、貼るだけで手軽に防犯対策ができるアイテムですが、選ぶ製品や貼り方によって効果に差が出る場合もあります。
「まずは試してみたい方」にはホームセンターや通販の製品が、「しっかり防犯したい方」には専門業者による施工が、それぞれおすすめです。

ご自身の目的に合った方法を選んで、大切なお住まいを守る第一歩として、防犯フィルムの導入をご検討ください。

その他ガラスフィルム施工にも対応

弊社では防犯フィルムの他、以下のガラスフィルムの施工に対応しています。

  • ガラス飛散防止フィルム
  • プライバシー保護フィルム
  • 遮熱フィルム

お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。プロの施工で、安心で快適な暮らしをサポートいたします。

防犯フィルム施工エリア

中部:愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
関東:神奈川県・東京都・埼玉県
※この他のエリアも対応可能な場合がありますので、ご希望の方はお問い合わせください。

防犯フィルムの施工について