屋外にWi-Fi防犯カメラやソーラーカメラの設置
ちゃんと使える?ネットワークカメラ
屋外へ防犯カメラを設置することは、泥棒や強盗の侵入防止や万が一の事件時の証拠映像として効果的です。
屋外に防犯カメラを設置する際、Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラをご希望いただくケースも多くありますが、これらのカメラの設置時を導入する際は注意が必要です。
手軽に購入できて、工事費用が抑えられるイメージのあるWi-Fi防犯カメラ・ソーラーカメラですが、間違った設置や使い方をしてしまうとせっかく設置したカメラが効果を発揮しなかったり、結果として費用が高くなってしまうこともあります。
このページでは、屋外で防犯カメラを設置する時のポイントや、Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラを取り付ける場合の注意点をご紹介します。
Wi-Fi防犯カメラ・ソーラーカメラとは?
Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラは屋外での設置に人気の防犯カメラですが、「Wi-Fi」と「ソーラー」は別物となりますので、まずはWi-Fi防犯カメラとソーラーカメラについてご紹介します。
Wi-Fi防犯カメラとは
Wi-Fi防犯カメラとは、無線通信ができるネットワークカメラのことを挿し、ワイヤレスでインターネット接続ができる防犯カメラのことです。
LANケーブルがなくても通信をするので、配線不要なイメージがあるかもしれませんが、Wi-Fi防犯カメラを設置する場合も基本的に配線作業は必要となります。
防犯カメラを稼働させるには、電気が必要なので、ソーラー式のカメラでもない限り、カメラへ給電するために結局は配線工事を行うこととなります。
ソーラーカメラとは
ソーラーカメラとは、その名の通りソーラーパネル付の防犯カメラです。
電気工事されておらず、電気が通っていない場所で防犯カメラを設置する場合、電気工事を行った上でカメラを取り付けると、時間も費用もかかってしまいます。
ソーラーパネルとバッテリーの搭載されたソーラーカメラなら、電気工事をしなくても太陽光から蓄電・給電ができるので、電源の確保ができない屋外でも防犯カメラを使うことができるため人気があります。
屋外にWi-Fi・ソーラーの防犯カメラが人気な3つの理由と注意点
Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラを希望するお客様は、自宅の防犯対策を考えるお客様から無人の場所を遠隔で管理する法人・公共のお客様まで様々ですが、Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラが求められる理由は大きく分けて以下の5つのいずれかに当てはまるケースが多いのですが、プロに相談せずに取り付けてしまうと、思わぬ失敗をしてしまうケースもあるので、注意が必要です。
屋外でWi-Fi・ソーラー防犯カメラを使いたい理由1:
自宅の壁に穴をあけたくない
建物の壁に穴を開けたくないために、Wi-Fi防犯カメラやソーラーカメラを設置したいという方は、特に個人のお客様に多いのですが、ソーラーパネルのないWi-Fi接続の防犯カメラの場合は結局カメラへの給電のために配線作業が必要となるため、完全なワイヤレスにはなりません。
そして、ソーラーパネル付のWi-Fiカメラの場合、ソーラーパネルの向きや設置場所によっては撮影・録画の安定性が損なわれてしまうため、建物の立地によって設置の仕方に制限が出てしまいます。
防犯カメラを設置する際は、建物の状況や侵入リスクのある場所を死角なく設置することが大切です。
そのため、防犯対策を目的とした場合、Wi-Fi接続タイプのソーラーカメラはおすすめできません。
設置工事をする場合も、状況によってはエアコンのダクト穴などで配線を通して穴を開けずに工事ができるケースもあります。まずはご相談ください。
参考:壁に穴をあけたくない場合の防犯カメラ設置工事屋外でWi-Fi・ソーラー防犯カメラを使いたい理由2:
工事費用・手間がかからず手軽なイメージ
屋外に防犯カメラを取り付けたいけど、大がかりな工事をする手間や料金を思うと、手軽に導入できそうなWi-Fi接続カメラやソーラーカメラなら簡単なのでは?と思う方もいます。通販などで販売されているWi-Fi防犯カメラやソーラーカメラの中には工事不要で使用ができるカメラもあり、DIY設置をお考えになる方もいるようです。
ここで注意が必要なのが、簡単に設置できる、値段の安いカメラの中には、製品自体の耐久性やネット接続や録画の安定性、設置後の保証が不安な製品もあるという点です。
特に屋外で防犯カメラを設置するお客様のほとんどは防犯対策を目的としています。防犯対策で現地を監視するなら、24時間365日常時しっかりと稼働し、いつでも安定して映像の閲覧や録画が出来ることが重要です。そのため、手軽さや安さだけを重要視してしまうと、いざという時にきちんと映像が確認できない危険性があるため注意が必要です。
費用を抑えて手軽に設置したい場合、初期費用0円で月額料金だけで使える防犯カメラレンタルがおすすめです。
防犯カメラのプロが設置場所や機器の選定、設置工事、修理まで丸ごと対応するので、手間もかからず安心して防犯カメラをご利用いただけます。
屋外でWi-Fi・ソーラー防犯カメラを使いたい理由3:
無人の屋外を遠隔で監視できるようにしたい
河川や道路、空地などを遠隔で管理するためにソーラータイプの防犯カメラをご要望いただくケースがあります。
この場合は、電気工事をするよりもソーラー防犯カメラを設置するほうがおすすめなケースが多いです。
ただ、 電気無しの環境であれば、インターネット・Wi-Fi環境もないのが通常のため、無人の場所を遠隔で監視する場合は弊社のSIM搭載ソーラー防犯カメラがおすすめです。
SIMを介して通信し、電気無し、インターネット・Wi-Fi無しの環境でも、パソコンやスマホを使って遠隔監視が可能です。
Wi-Fi防犯カメラとネットワークカメラの違い
防犯カメラの中にはアナログ回線を使って設置するアナログカメラ(AHDカメラ)とLANケーブルを使うネットワークカメラ(IPカメラ)があります。
Wi-Fi防犯カメラとネットワークカメラがイコールだと思う方もいるかもしれませんが、Wi-Fi防犯カメラとはワイヤレスでネットワーク接続が出来るカメラです。
これに対し、ネットワークカメラとは、カメラの内部にコンピュータが組み込まれたもので、無線接続に限りません。
弊社でもネットワークカメラを設置することはよくありますが、ほとんどが配線工事を行った上で設置をします。
Wi-Fi防犯カメラとネットワークカメラの違いとしては、ネットワークカメラのほうがよりもっと広域の言葉を指し、基本的に専門業者が防犯カメラを選ぶ場合、特別な理由がない限りワイヤレスのWi-Fi防犯カメラは選びません。これは、Wi-Fi防犯カメラの接続の安定性や製品自体の耐久性が理由となっています。
Wi-Fi防犯カメラはやめたほうが良い?Wi-Fi接続のデメリット
弊社でもソーラー防犯カメラを設置するケースはあっても、Wi-Fi接続タイプの防犯カメラはあまりおすすめしていません。セキュリティに詳しい専門業者がWi-Fi防犯カメラをおすすめしない理由はいくつかあります。
Wi-Fi防犯カメラはネットワークの面で不安がある
無線でネットワークに接続するWi-Fi防犯カメラは一見便利ですが、有線と無線ではやはり有線のほうが安定して接続ができます。
自宅でWi-Fiを使う時もタイミングによって重く感じる時があるかと思いますが、防犯カメラの場合、常時安定して撮影・録画が出来ていることが求められます。万が一不法侵入や泥棒被害があった時に映像が確認できなくては防犯カメラの意味がありません。
そのため防犯カメラのプロとしてはワイヤレスのWi-Fi防犯カメラはおすすめできません。ただ、設置の目的や場所によってはWi-Fi防犯カメラで十分なケースもあるので、一概に使わないほうが良いというわけではありません。
防犯カメラ設置をご検討の方は、ぜひ専門業者の防犯カメラセンターへご相談ください。
Wi‐Fiジャマーによって録画ができないリスク
Wi‐Fiジャマーとは、電化製品の専門店などで買うことができるジャミング装置(電波妨害装置)で、1~5万円程度で買うことができるものです。
Wi‐Fiジャマーは企業の研究所や試験のカンニング防止などに使われることが多い機器ですが、半径20~30m範囲程度のWi‐Fi環境に影響をもたらします。
つまりこの影響下では防犯カメラには何も映らないのです。
Wi-Fiジャマーを泥棒が犯罪に悪用するケースもあり、周辺のWi‐Fiやbluetoothを使えなくさせて、防犯カメラの映像を映らない状態にされてしまうと、映像が録画できず、泥棒被害に遭っても証拠ができない危険があります。
映らなくなった原因がよくわからないことも
防犯カメラの映像をスマホやパソコンで遠隔で見る場合、カメラとレコーダーの間にルーターがあります。
カメラの設置後に映像が映らなくなった時、原因がカメラにあるのか、レコーダーにあるのか、ルーターなのかわかりづらい場合もあります。
同じ業者が各種機器を全て用意して工事まで行った場合は、機器構成がわかりやすく修理もしやすいですが、Wi-Fi接続カメラの多くはネットショップ等で購入したカメラを自分で取り付けている方が多いため、修理が出来ないケースもあります。
Wi-Fi防犯カメラを設置しても、結局新しくカメラの設置を依頼したり、修理費用がかさんでしまうのであれば、最初から工事を行ったほうが安いというケースもあります。
Wi-Fi防犯カメラが活用できなかった方の例
映像が映らなくなった
自宅の玄関にいたずらが続いたことがあり、きっと近所の人だろうと思っていたのですが証拠がほしくて、防犯カメラの設置を考え、簡単に設置できそうな安いWi-Fi防犯カメラも買ってDIYで取り付けました。
しばらくはスマホから映像が見られていたのですが、いつの間にか映像が見られなくなってしまい、海外製で問い合わせ先もよくわからず、近くの防犯カメラ業者に話を聞きましたが、原因がわかりませんでした。
Wi-Fiが届かず使えなかった
店舗を運営しており、建物の横にお客様駐車場として数台分のスペースを確保しています。
無断駐車が多く、注意を促す看板も効果がなかったので防犯カメラを設置することにし、ネット通販でWi-Fi防犯カメラを購入しました。
商品が届き、設置を予定していた場所で確認すると、その場所だと画角内に駐車場がうまく入らず、別の場所を探しましたが、他に設置できそうな場所はWi-Fiが届かず、設置を断念し、業者さんに他のカメラを設置してもらうことにしました。
ソーラー防犯カメラの向き
ソーラー防犯カメラに搭載されたソーラーパネルは、日光のエネルギーを電気に変えて蓄電します。
そのため、日射量や反射光にも注意が必要です。
そのため、日光が十分に当たらない場所での運用や、ソーラーパネルの向きには注意が必要です。
例えばソーラーパネルが北向きだと、十分に日光が当たらない可能性や、北側にある建物に反射光が当たってトラブルになる可能性もあります。
太陽光発電所でも、南向きに太陽光パネルを設置するのが推奨されています。
屋外におすすめのソーラー防犯カメラ
弊社では、河川状況の監視や広場の状況確認におすすめのSIM内蔵ソーラーカメラをお取り扱いしています。
レンタルもしくは一括買取のいずれかでご利用いただくことができ、防犯カメラの専門業者である弊社が販売から設置工事、保守メンテナンスまで、設置後もしっかりとサポートさせて頂きます。
(※工事無しで販売のみをご希望のお客様もご相談ください)
電気がなく、インターネット・Wi-Fi環境がない場所を遠隔でスマホやパソコンで確認できるので、離れた場所の管理や防犯対策におすすめです。
現地調査・お見積りは無料となります。お気軽にご相談ください。
屋外への防犯カメラなら専門業者へ
このページでは、屋外でWi-Fi防犯カメラやソーラーカメラの設置をお考えの方に向けて、カメラの購入前に知っておきたい注意点をご紹介しました。
屋外での防犯カメラ設置を設置する場合、効果的な設置場所や台数、設置環境に応じたカメラ選びの他、プライバシー侵害にならない画角など、考慮する点が多くあります。
防犯カメラセンターでは防犯カメラ・監視カメラをレンタル・リース・一括買取などお客様のご希望に沿った方法でご利用いただくことができます。
レンタルでのご利用なら、初期費用0円・月額費用4,840円(税込)~の月額料金のみでプロが設置場所や最善のご提案から設置工事、修理メンテナンスまで丸ごとサポートさせていただいています。更に、ご利用期間中ずっと保証というのも、レンタルの人気の理由です。
手軽な料金でずっと安心してご利用いただけるので、個人・法人・公共問わず多くのお客様からご好評いただいています。
ご相談、現地調査、お見積りは無料で行っておりますので、まずはお電話やメール、LINEでお問い合わせください。