戸建て住宅に防犯カメラは必要あるのか?
不要な場合とは
個人のお客様が防犯カメラの購入を考えるタイミングは、新築の一軒家を建てる時や近所でいたずらや空き巣被害が起きた時などがあります。
防犯カメラは生活必需品ではありませんが、自宅の防犯対策、家族の安全を守るために大いに役立ちます。
このページでは弊社が多くのお客様の元で防犯カメラを設置してきた経験から、個人宅でどんな方が防犯カメラを必要とし、なぜ防犯カメラを取り付けることになったのかご紹介します。
自宅に防犯カメラを設置するお客様の層は?
「防犯カメラを取り付ける家ってお金持ちが多いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、最近では手軽に購入できる防犯カメラも多いため、防犯カメラを取り入れる個人のお客様が増えています。
まず、実際に防犯カメラを設置するお客様にはどんな層が多いのか調べ、5つの層(超富裕層・富裕層・準富裕層・アッパーマス層・マス層)に分けてみました。
その結果、弊社では初期費用0円のサブスクで防犯カメラのご利用が可能なこともあり、超富裕層の世帯は少なく、「マス層」とされる普通の家庭が多いことがわかりました。
推測ですが、超富裕層は大手の警備会社でセキュリティを契約しているのかもしれません。
戸建て住宅における防犯カメラの必要性
戸建住宅の防犯カメラの必要性は「防犯カメラでできる3つの側面」から考える必要があります。一つは当然【防犯】であり【証拠能力】、もう一つは【便利】です。
防犯カメラはその名の通り、防犯対策の一環として設置されることがほとんどです。何か被害に遭った際の証拠としても役立ちます。
防犯カメラシステムの技術は日々進化しており、撮影・録画だけでなくスマホと連動するなど、設置場所や利用シーンに合わせた使い方ができるようになっています。
防犯面での必要性
防犯カメラですので当然「防犯」を期待します。
防犯カメラを設置したことにより「この家には泥棒に入らないほうが良さそうだ」といった心理的犯罪抑止力が働きます。
泥棒に対してリスクが高いことを知らしめることで、侵入のリスクを軽減する効果が期待できます。
実際にある地域では、一夜にして泥棒被害が何件も起こったという事件があったようですが、防犯カメラのついている家にだけは侵入しなかったというお話を聞いたことがあります。
防犯カメラ設置で犯罪件数が減少
愛知県刈谷市では、交差点や公園などに積極的に防犯カメラを導入した結果、5年間で刑法犯認知件数が46.4%減少したそうです。(参考:防犯カメラの設置増で犯罪件数が半減 刈谷市)
数字で見ても防犯カメラが設置されることによって犯罪抑止に大きく寄与していることがわかります。
証拠能力の必要性
泥棒に入られたとき、防犯カメラがついていなければどのようなことが起きるでしょうか。
証拠になる映像がないので、いつ、どんな方法で侵入されたか分かりません。もちろん、犯人の特徴も不明です。対策しようにも、的確な対策をとることが難しくなります。
万一泥棒の被害に遭った際に、いつどんな方法で、どんな特徴の人物が入って来たかを把握することで、再度被害に遭わないように対策をすることができ、警察に証拠を提出することで犯人逮捕に繋がる可能性が高くなります。
いつ・どんな人物が・どこから・どのように・何を盗んでいったかがわかることは今後の安心できる生活を送る上で重要です。
防犯カメラの便利な機能
外出中に家の様子が見れる遠隔監視システム
防犯カメラはスマホやパソコンなどで簡単に遠隔監視ができるようになりました。
軒先に防犯カメラを設置すれば自転車や車の有無から在宅しているかを推測することができます。
また、スマホから録画映像を見ることで留守中に来た訪問者がどんな人物か把握することが可能です。出張や旅行の多いご家庭でも、出先から自宅の様子を確認することができます。
これらの機能が必須かどうかは各ご家庭の状況次第になりますが、防犯カメラを自宅に設置している筆者は便利に使っております。
遠隔監視システムを戸建て住宅で活用した事例
ガレージの出入口に防犯カメラを設置したお客様です。車がいたずらの被害に遭い、複数の電気工事会社や警備会社、防犯カメラ会社で見積もりをとった後、レンタルでカメラが導入できること、保証が手厚いことが決め手になり、弊社に依頼を決めたそうです。
遠隔監視システムを一緒にご利用していただいており、わざわざガレージを確認しに行かなくても、好きなタイミングで映像を確認できるので、安心できるとのお声をいただいております。
侵入者を検知しスマホに通知するAI人検知システム
近頃一戸建ての個人宅のお客様から防犯カメラ設置のご依頼をいただく際に、AI人検知システムをご利用していただくことが多くなっています。
トリニティーの人検知システムはご自宅に侵入する「人物」を防犯カメラが撮影し、AIが「人物」と認識した場合にスマホに写真を通知するシステムです。動物には反応しないため、限りなく誤検知の少ない高精度なAIシステムです。
泥棒の侵入の瞬間をリアルタイムで把握することができるので、犯罪被害に遭う前に対策をとることができます。
泥棒対策としてはもちろん、車へのいたずら防止にも活用されています。
AI人検知を戸建て住宅で活用した事例
防犯カメラを玄関に設置し、AI人検知システムをご利用いただいているお客様の事例をご紹介します。
設置当初は不審者が自宅に近づいた際の対策としてご利用いただいていましたが、それとは別で郵便や宅配業者がいつ来たかがリアルタイムで確認できるのが便利というお声をいただいております。
不在通知だけ入っていてインターホンは押さずに帰ってしまう宅配業者もいるようで、そういった日常のトラブルをリアルタイムでスマホで把握できる便利な防犯カメラシステムです。スマホに送られてきた画像が証拠になり、責任の所在が明確になることでトラブル再発の予防になります。
戸建てに防犯カメラは必要ない?
弊社で防犯カメラを設置することが少ないケースを3つご紹介します。
防犯カメラは生活する上で必須というわけではないですが、お住まいの地域の治安や、長期間家を空ける機会が多いなど、状況によっては防犯カメラ設置を検討するのもいいでしょう。
①二世帯住宅の場合
弊社では二世帯住宅に防犯カメラを設置することは非常に稀です。
お互いの家族がお互いの留守を見守ることができ、特にお子様がいらっしゃる場合は二世帯間を行き来することが多いため、あまり設置する必要性を感じる方が少ない傾向にあるようです。
②室内を見守りたい場合
賃貸に暮らす一人暮らしの方や、室内でペットを買う世帯では、外出中の室内をスマホで確認したいという方もいますが、この場合、防犯カメラを設置するよりも見守りカメラが利用されることのほうが多いです。
ただ、一軒家を持つ一人暮らしの方には防犯対策としてカメラの設置をご相談いただくこともあります。
弊社でも見守りカメラを取り扱っており、離れた場所で一人暮らしをする高齢者の方を見守るカメラ【ユーコとヨーコ】が人気です。
見守りカメラ【ユーコとヨーコ】とは?
離れて暮らす親、祖父母が元気に暮らしているか気になるという方におすすめなのが高齢者見守りカメラユーコとヨーコです。
インターネット環境がなくても、簡単にスマホで見守りができます。会話も可能で、いつでも離れて暮らす高齢のご両親とコミュニケーションをとることができるカメラです。
③屋外で犬を飼っているご家庭の場合
屋外で犬を飼っていらっしゃる方のご依頼も少ない傾向にあります。
ちょっとした物音でも犬の鳴き声で異変に気づくことができ、空き巣や忍込みといった侵入窃盗は入りにくいことから、防犯カメラ設置の必要性を感じる方が少ないのかもしれません。
戸建てに防犯カメラが設置される理由
一軒家の防犯カメラの必要性については、様々な意見がありますが、弊社では富裕層なのかそうでないかに関わらず防犯カメラは設置されます。
カメラを設置する理由は家の財産とはあまり関係がないと言えます。
弊社で防犯カメラ設置のご相談をいただく中でも、問題が発生する前に対策としてカメラを設置したいという方が多くいらっしゃいます。
防犯カメラを設置し、今まで見えなかった部分を可視化することが安心感に繋がります。
防犯カメラの必要性は、実際に起きる問題への対策と、安心して生活を送れるといった精神的要素にあるのではないでしょうか。
またカメラが設置されていることで在宅状況や、トラブル発生時に遠隔地からスマホで自宅の様子が確認ができることも重要な導入のポイントと言えます。
戸建て住宅向けの防犯カメラレンタルサービス
弊社では、戸建住宅で防犯カメラをレンタルで導入していただける「ファミリープラン」をご用意させていただいております。
初期費用0円、月額4,840円から導入できるこのサービスは、防犯カメラの故障や消耗品交換が必要になった際の出張修理も無償で受けることができます。
また、新築の一戸建てで防犯カメラ設置をご検討している方で、配線などの外観のご心配されるお客様も多くいらっしゃいますが、弊社では外観面も考慮し、お客様のご要望をしっかりとお聞きした上で施工します。防犯面はもちろん、外観も考慮した上で、防犯カメラのプロが設置場所をご提案いたします。
現地調査・見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。